長野県山ノ内町にある『地獄谷野猿公苑』は、野生のニホンザル約160匹を間近で見れる貴重なスポットです。
人に慣れている猿は襲ってくることもなく、動物園とは比較にならないほど近くで見ることができます。
じゃれあっている猿、毛づくろいしている猿、ケンカしている猿・・・など、いろんな表情の猿を見ることができ、写真もたくさん撮ることができますよ!
寒い日には、猿が温泉に入っているのを見ることができ『スノーモンキー』とも呼ばれ、外国人も多く訪れています。
そこで今回は『地獄谷野猿公苑の入場料金の割引クーポンはある?アクセスや駐車場・服装は?』と題して、滞在時間についてもお伝えしますね!
地獄谷野猿公苑の入場料金の割引クーポンや営業時間は?
入場料金は大人800円・子供(小学生~高校生)400円・6歳未満は無料となっています。
以前は、JAFやトクトククーポンというサイトに割引クーポンがあったのですが、今は割引クーポンはありません。
年中無休で休園日はありませんが、天候やニホンザルの行動などによって臨時休業する場合もあります。
営業時間は下記のとおりですが、こちらもおおよその時間になっています。
- 夏季(4月頃~10月頃) 8:30頃~17:00頃
- 冬季(11月頃~3月頃) 9:00頃~16:00頃(最終入園15:30)
駐車場までの山道には街灯もなく、16時頃には真っ暗になってしまうので、できれば午前中に行った方がいいですね。
9時頃と13時頃に餌撒きもあります。
地獄谷野猿公苑のアクセスや駐車場の料金は?
車での行き方は?
地獄谷野猿公苑は、信州中野ICから約8kmほどの山の中にあります。
冬場は道路が凍結したり雪が積もったりするところですので、必ずスタットレスタイヤやチェーンで行くようにしてくださいね。
また、対向車とすれ違うことができないような狭い道を通りますので、運転には気をつけて下さい。
駐車場は2ヶ所ありますが、どちらも地獄谷野猿公苑までは結構歩くので、年配の方や足が悪い方は大変かも知れませんね。
車いすやベビーカーの利用もできませんので、途中歩けない子供は抱っこかおんぶになります。
地獄谷野猿公苑の最寄の駐車場は下記の2ヶ所あります。
地獄谷駐車場
地獄谷駐車場は、地獄谷野猿公苑から徒歩で15分ほどのところにある一番近い駐車場です。
駐車場の料金は車500円・バイク200円です。
近いのですが道は険しく階段も多いので、山歩きに自信のない方や高齢の方などは、比較的緩やかな『地獄谷野猿公苑専用駐車場』を利用した方がいいですね。
また、地獄谷有料駐車場は道路凍結のため、毎年12/1~1/31の間は閉鎖されるので注意してくださいね。
- 住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6773-1
- 電話番号 0269-33-5733
地獄谷野猿公苑専用駐車場
地獄谷野猿公苑専用駐車場は上林温泉にあり、無料で利用できます。
しかし、冬は道路の凍結で『地獄谷駐車場』の利用ができず観光客も多いので、土日は渋滞することもあります。
地獄谷野猿公苑までは、比較的緩やかな山道を徒歩で30分ほど(約2km)歩くことになります。
ちょっと距離はありますが、高齢者や子供にはこちらのルートの方がおすすめです。
新緑がきれいな頃には森林浴を楽しめ、中間地点には屋根付きのベンチもありますよ。
- 住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1413(カーナビに入れる際には『上林温泉ホテル仙壽閣』や『志賀高原ロマン美術館』でもOKです。
バスでの行き方は?
地獄谷野猿公苑の最寄のバス停は『スノーモンキーパーク』か『上林温泉』で、徒歩で約30分くらいで地獄谷野猿公苑に着きます。
バスで行くのであれば、長野電鉄とバスが2日間乗り放題の『スノーモンキーパス』の利用がおすすめですよ。
『スノーモンキーパス』は期間限定の販売で、今年は12/7~4/6までとなっています。
料金は大人(中学生以上)3600円・子供(小学生)1800円です。
長野駅からスノーモンキーパークバス停までは片道1500円かかりますし、地獄谷野猿公苑の入場料金(800円)も含まれています。
購入日より2日間有効ですので、1日は地獄谷野猿公苑に行って、もう1日は須坂・小布施・湯田中など長野観光することもできますね!
バスの本数が少ないので、あらかじめ帰りのバスを確認しておきましょう。
できれば15時前にはバス停についておいた方がいいですね。
日帰りツアーなどを利用するのもありだと思います。
地獄谷野猿公苑へ行く際の服装は?
地獄谷野猿公苑へ行くには、駐車場やバス停から15分~30分ほど歩かないといけません。
夏はサンダルやヒールのある靴ではなく、スニーカーにタオル、飲み物などを準備して行くといいでしょう。
冬から春にかけて、温泉に入っている猿が見たいという場合には、極寒の日に行くのがおすすめです。
ただし、冬でも0度以下にならないと、猿はあまり温泉には入らないようなので、温泉に入っている猿を見ることができるかどうかは運次第のところがあります。
現地でしばらく待つようなこともあるので、防寒具・マフラー・手袋・カイロなど、万全の寒さ対策で行くようにしてくださいね。
風が強いと雪が落ちてきたりもするので、フードがある防寒着やカッパもある方が便利です。
凍結した山道で怪我をする方もいるくらいですので、靴は滑り止めのついたものを履いていかないと危ないです。
スニーカーだと滑りますし、雪道を歩くとドロドロになってしまいます。
入り口では800円~1000円くらいで、スノーブーツや上着のレンタルもありますので、それを借りてもいいですね。
冬場は暗くなるのが早いですし、駐車場までの道のりに街灯もないので、遅くなるようでしたらペンライトも必需品です。
季節は問わず、持ち物は盗られることもあるので、しっかり閉まるバッグを持って行くか、受付のコインロッカーに預けるのがおすすめです。
コンビニなどのビニール袋は、エサと間違われるので手で持って行かないようにしましょう。
地獄谷野猿公苑での滞在時間は?
地獄谷野猿公苑はそんなに広くなく、ぐるっと回っても10分程度です。
しかし、猿が山から降りてこなかったり、温泉に入るのをじっと待っていたりすると、滞在時間は2~3時間くらいあっという間に過ぎてしまいます。
すぐ近くにいるかわいいサルは見ていて飽きず、ついつい写真やビデオも撮りすぎてしまうんですよね。
フラッシュを使用して写真撮影してもOKですが、サルに近づきすぎて写真を撮ったり、 セルフィースティックを使っての撮影はサルが怖がるので禁止です。
また、犬や猫などのペットを連れての入場も禁止されています。
きちんと禁止事項を守ってさえいれば、特に威嚇されるようなこともなく、サルも穏やかです。
さいごに
今回は『地獄谷野猿公苑の入場料金の割引クーポンはある?アクセスや駐車場・服装は?』と題してお送りしましたがいかがだったでしょうか?
地獄谷野猿公苑は駐車場から少し離れているので歩かないといけませんが、すぐ間近で自然の猿を見ることができ、癒されるので、一度は行く価値がありますよ!
特に冬が人気ですが、夏には春に産まれた赤ちゃんをたくさん見ることができますし、秋には紅葉も一緒に楽むことができるので、どの季節に行ってもいいですよ。
売店には、Tシャツやキーホルダー・絵ハガキなども販売しています。
すぐ隣にある『後楽館』で日帰り温泉(大人800円・子供400円)に入ってちまき・蕎麦などを食べたり、自噴泉など周辺観光するのもおすすめです。