あきる野市にある南沢あじさい山は、山の所有者である南澤忠一さんが、半世紀かけて作り上げたあじさい山です。
山いっぱいの紫陽花を咲かせているので『リアル花咲爺さん』と言われています。
年々、増え続けているピンクやブルーなど鮮やかな色合いの紫陽花は、約10,000株。
東京の隠れた紫陽花の名所で、それほど人も多くないため穴場スポットです。
山の中にあるので、森林浴を兼ねてリフレッシュもできますよ。
そこで今回は、南沢あじさい山の見頃の時期や開花状況、アクセスなどについてお伝えします。
南沢あじさい山の見頃の時期や開花状況
南沢あじさい山の紫陽花の見頃の時期は、例年6月下旬~7月上旬です。
2020年は6月20日~7月10日頃が満開で、6月末に最盛期を迎えていました。
詳しい開花状況は、南沢あじさい山の公式ページの『お知らせ一覧』で確認することができます ⇒ コチラ
2021年6月10日現在、4分咲きのようですね。
南沢あじさい山まつりが下記の日程で行われ、まつり期間中のみ入場料が必要となります。
- 開園時期:2021年6月10日~7月20日(予定)
- 開園時間:8:00~17:00
- 入場料:大人(中学生以上)500円・子供300円(駐車場代別途800円必要)
土日の9:00~13:00頃が特に混雑するとのことなので、平日か土日の朝いちばんがおすすめです。
特に、今年は新型コロナウィルスの影響で、午前300人・午後300人の人数制限がありますので、早めに行くようにしてくださいね。
なお、あじさい山の中は、感染予防のためマスク着用と一方通行になっています。
入り口で地図もらった地図によると、休憩スペースもある散策コースは、1周約40分で回ることができます。
結構、山道を登るので、スニーカーは必須。
雨が降った後は、ぬかるんでいるところも多いので、長靴があった方が安心です。
あじさい山を更に登っていくと、金毘羅山へ向かうこともできます。
金毘羅尾根ハイキングコースへ行くのであれば、本格的な登山靴やリュック、ストックなど持って行った方がいいでしょう。
下山した後のランチは、入口のすぐ近くにある『深沢小屋』がおすすめです。
ロケーションがよく、そばやコーヒーセット、薪窯ピザ(要予約)などがあります。
南沢あじさい山のアクセスや駐車場
南沢あじさい山は、電車だと最寄り駅である『JR武蔵五日市駅』から、徒歩で約40ほどです。
以前は、南沢あじさい山祭りの期間中、駅から1時間に1本ほどシャトルバス(250円)があったのすが、今年はコロナの影響で運行されません。
公共交通機関で行く場合、駅から南沢あじさい山まで往復歩いて行くことになります。
シャトルバスがあれば、武蔵五日市駅周辺に車を停めて、行きはバス、帰りはのんびり歩いてハイキングできたので、とても便利だったんですけどね。
特に、行きは登り道が多いので、体力も必要です。
道中には、『深沢小さな美術館』や『穴澤天神社』などがあり、南沢あじさい山への案内看板が出ているので、それに従って行けばOKです。
車で行く場合、東京からだと、中央自動車道を経由して約1時間。
広い駐車場があり、料金は普通車800円・二輪車300円です。
道幅が細く、離合ができない場所が数ヵ所あるので、運転に注意して行くようにしましょう。
- 住所:東京都あきる野市深沢368
- 電話番号:090-5540-9100(南沢あじさい山運営委員会)
さいごに
南沢あじさい山は、山歩きが好きな人には特におすすめの紫陽花スポットです。
紫陽花の見頃の時期は6月下旬~7月上旬なので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
東京からも近く、山の中いっぱいに広がっている紫陽花を見ながら、のんびり過ごすのもいいですよ。
足腰に自信のある方は、金毘羅尾根ハイキングコースへ行くのもおすすめです。