「キンカン塗ってまた塗って~」のコマーシャルで有名な虫刺され薬のロングセラー「キンカン」
この特有の香りは好き嫌いがわかれますが、キンカン愛好家も大勢いることは確かです。
しかし、最近「キンカンが生産終了したのでは?」という憶測が飛び交っています。
インターネットで検索してみると、「生産終了」という言葉が目に留まります。
しかし、実際は、まだちゃんと販売しているんです。
そこで今回は、キンカンが生産終了したと言われる理由や、販売中なのに誤解されたのはなぜなのかについてお伝えします。
キンカンが生産終了したと言われる理由は?
インターネットで「キンカン 生産終了」と検索すると、誤解を招く情報が散見されますが、公式サイトではキンカンがしっかりと紹介されています。
一体全体、どのような事情があるのでしょうか。
おそらく、2018年2月にリニューアルされたことが原因かと思われます。
3種類のサイズがあるキンカンですが、リニューアルを機に内容量が変更になりました。
加えて、このタイミングでパッケージのデザインも一新されました。
結論として、キンカンは生産終了したわけではなく、ただ単にリニューアルされたのです。
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キンカンが生産終了と誤解されたのはなぜ?
それでは、なぜキンカンが「生産終了」という誤解が生じたのでしょう。
この誤解の原因として考えられるのは、「キンカン 生産終了」と検索した際に表示される公式ホームページの存在です。
公式ホームぺージの「事製造終了ページ」リニューアル前の容量のキンカンが全て載っているのです。
これを見ると、製品が実際に生産終了してしまったと誤解してしまいがちです。
しかし、公式サイトでしっかりと確認すると、商品情報のTOPページでは、リニューアルした容量のキンカンがちゃんとでてきます。
結論を言えば、キンカンは現在も変わらず販売されています!
キンカンがリニューアルしたのはなぜ?
2018年、キンカンは大規模なリニューアルを実施しました。
このとき、容量やパッケージデザインに大きな変更が加えられました。
リニューアルするきっかけとなったのは、他社の類似製品と比較した際のキンカンのサイズが大きすぎたことが理由です。
大きすぎて、ドラッグストアの棚に適切に置けないこともあったようです。
そうなると消費者が他の製品を選択してしまう事態が生じていたため、サイズ調整が必要とされました。
また、13年ぶりのパッケージの一新も行われました。
新デザインは、キンカンをこれまで使ったことのない人々に向けて、使い方や特長をイラストを通じてわかりやすく伝える方法を採用しています。
前回のリニューアル後に消費者から「店頭でキンカンが見つからない」という問い合わせがあったようです。
そのため、今回は色調を大きく変更することなく、効果や使用シーンをイラストで表現し、訴求力を高める方針が取られました。
2020年3月からは、特に若い世代をターゲットにした「キンカンノアール」も登場し、ブランドのイメージが大きく変わりました。
中身は従来のキンカンと同じであるにも関わらず、デザイン面での大幅な変更が施されています。
まとめ
キンカンが生産終了したと言われる理由は、容量の変更により、リニューアルされたからです。
誤解については、公式ホームページの製造中止ページにリニューアル前の容量のものが掲載されているからだと思われます。
リニューアルした理由は、サイズが大きすぎて、ドラッグストアの棚に入りきれず、他社の類似製品を選択されてしまうことも多かったためです。
とはいえ、キンカンが生産終了ではなく、実際には商品のリニューアルとわかり安堵している方も多いのではないでしょうか?
キンカンは、新しく、若者に魅力的なパッケージデザインになったので、これからも多くの人々に愛される商品となるでしょう。