暑い季節になってくると、海やプールに行きたくなりますよね。
特に2歳~3歳くらいの小さな子供と一緒に行くとき、アームリングと浮き輪どっちの方がいいの?と迷う方も多いでしょう。
市販されている浮き輪には、おなじみのドーナツ型や足を通すスタイルのものがありますが、これらはアームリングと比べて安全面で若干の懸念があります。
さらに、足を通すタイプの浮き輪に関しては、利用を制限している施設も少なくありません。
そこで今回は、アームリングと浮き輪はどっちがおすすめなのか?いつまで使うことができるのか?さらに、アームリングとライフジャケットのシュチュエーション別の選び方などについてもお伝えします。
もしプールや海辺へ子供をを連れて行く予定で、どのような浮き具を準備すればよいか迷っているのであれば、ぜひこの記事を参考にしてください。
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アームリングと浮き輪はどっちがおすすめ?
アームリングと浮き輪を比較検討すると、安全性の面ではアームリングの方が優れています。
スイミングスクールでも、3歳~4歳くらいの小さい子供のクラスは、アームリングを使用していますね。
一般的なドーナツ型の浮き輪は、注意していないと滑り落ちてしまう危険性があり、気づいた時には子どもが水の中に沈んでいる可能性もあります。
また、足を入れるタイプの浮き輪は、ひっくり返りやすく、一度そうなると子ども自身で脱出するのが難しくなります。
たとえ大人が紐で引っ張っていても、転覆するリスクは残ります。
一方で、アームバンドは水中での外れにくく、もし波にさらわれても、着用している限りは安心です。
装着する際は、顔が水に沈まないように、適切な位置に調整してくださいね。
空気の量を変えることで、サイズ調整も可能ですので、お子様の成長に合わせて長く愛用できます。
泳ぎながら子どもが抱きついてきたとしても、アームリングがしっかりと支えてくれるので、大人は軽くサポートするだけで十分です。
アームリングならではの自由度の高さで、子どもたちはより活発に動き回ることができるでしょう。
しかし、アームリングは確かに安全性に優れていますが、水辺での遊びでは、何よりも子供から目を離さないことが最も重要です。
下記のような上半身にフロートがついたモデルが人気です。
アームリングや浮き輪は何歳まで使える?
アームリングは、製品によってさまざまで、だいたい2歳~6歳くらいの子供が使用することが多いですが、これはあくまで一般的な目安です。
一方、浮き輪は大きなサイズもあるので、大人でも使うことができます。
アームリングや浮き輪は、泳ぎを学ぶ幼児から小学生初期までの子どもたちにとって、浮くためのサポートとして広く愛用されています。
これらのアイテムは年齢によって異なる種類がありますが、一般的には幼い子どもから小学校に入る頃までの子供が使うことを想定しています。
子どもの体型や成長の速さ、泳ぐことに対する慣れや自信など、個人によって異なる要素を考慮して、適切なサイズやタイプを選ぶ必要があります。
アームリングや浮き輪はただのサポートツールであり、子どもが水中で完全に自立するためのものではないことを念頭に置くべきです。
そのため、これらを使っていても大人はしっかりと子供に目を配り、安全を最優先にしなければいけません。
さらに、子どもの泳ぎのスキルや水に対する恐怖感などもしっかり見極めが必要です。
泳ぎの能力が上がれば上がるほど、浮力補助具への依存は自然と減っていきます。
そのため、水泳教室での練習や家でのレッスンを通じて、子どもが自信を持って水の中を動けるようになることが理想的です。
また、水に対して不安を感じている子どもには、これらの補助具を使って少しずつ水に慣れさせることも一つの方法です。
最終的にアームリングや浮き輪をどのタイミングで卒業するかは、子どもの成長やスキルの向上など、保護者次第のところがあります。
子どもが水中で自分でしっかりと動けるようになり、安全に楽しく水遊びや泳ぎを楽しめるようになることが、これらの補助具からの卒業の良い指標になります。
ですから、単に年齢だけでなく、子どもの個々の成長などを考慮して、安全と楽しみのバランスを見ながら、いつまで使うのかタイミングを見極めることが大切です。
アームリングとライフジャケットはどっちがおすすめ?
子供たちが水辺で安全に遊ぶために、ライフジャケットの購入を考えている方もいるでしょう。
泳ぐための補助であるアームリングと、救命具となるライフジャケットは、使用場面に応じて、どちらを選ぶべきかを考える必要があります。
プールでの水遊びにおすすめなのはアームリング
行く場所にもよりますが、アームリングはライフジャケットに比べて使い勝手が良いとされています。
特にプールでの活動には、アームリングが適しているといえます。
また、アームリングには、腕の部分だけではなく、さらに浮力を増すパッドが付いたモデルもあります。
子供自身で簡単には外せない背中で留めるタイプなので、安心して使用できます。
アームリングを使う際は、正しい装着方法を守ることが肝心です。
不適切な使い方をすると、水面下に顔が沈むリスクがあるため注意が必要です。
海や川での釣りやアクティビティにはライフジャケット
一方、ライフジャケットは海や川での釣りやアクティビティなど、安全を確保する必要がある場面での使用を前提としています。
これは、泳ぎをサポートするというよりは、もしもの時の救命具としての機能に重点を置いているためです。
購入時には、国土交通省の認証を受けた「桜マーク」がついた製品、あるいはそれ以上の安全基準を満たす製品を選ぶことが良いでしょう。
夏に増える水難事故を考慮すると、ライフジャケットの装着は生存率を格段に上げることが期待できます。
水辺でのレジャーでは、予期せぬ事態に備えてライフジャケットを準備しておくことが大切です。
まとめ
水遊びの安全対策として、アームリングと浮き輪であれば、安全性と使い勝手の面でアームリングの方がおすすめです。
アームリングと浮き輪と両方併用すると動きにくいので、やめておいたほうがいいでしょう。
一般的なドーナツ型の浮き輪は、小さなお子様が簡単に抜けてしまったり、足を入れるタイプの場合、転覆のリスクが高いという点で心配があります。
アームリングはしっかりと腕に固定でき、装着した状態で自由に泳ぎや遊びを楽しむことができます。
さらに、腕だけでなく胸部にもフロートがついた最新モデルは、安全性をより高めるために特におすすめです。
さらに、海や川でのアクティビティには、ライフジャケットが不可欠です。
特に夏のレジャーシーズンには、事故を未然に防ぐためにも、ライフジャケットの用意を忘れずにしましょう。
このように、アームリングや浮き輪、ライフジャケットを適切に選び、使用することで、子どもたちの水遊びをより安全で楽しいものにすることができます。