天気予報でよく耳にする風速の情報は、洗濯物を干すのに重要ですよね。
しかし、その風速が実際にどれほどの影響を与えるのか理解するのはなかなか難しいものです。
例えば、「風速5m」と聞いて、その強さをすぐに理解できますか?
そこで今回は、風速5メートルの時に洗濯物を干しても飛ばされる心配はないのか?風速5mは具体的にはどのくらいの風の強さなのか?
また、洗濯物が風で飛ばないようにするアイテムはあるのか?についてもご紹介します。
風速5mのとき洗濯物を干してもOK?
風速5メートルの時、洗濯物を干すことは安全にできるのでしょうか?
また、その際洗濯物が風で飛んでしまうことはないのでしょうか?
はっきり言えば、風速5メートルであれば、洗濯物を正しく干している限り、飛ばされることはありません。
晴れた天気であればしっかり乾燥することができます。
風速5メートルは、洗濯物を外に干すのにちょうどいい風の強さなのです。
一方で、風速が7~8mになると、洗濯物が飛ばされないようにしっかりと固定する必要が出てきます。
風速の数値は10分間の平均で測定されており、時には突風の発生もあり得るため、これを考慮に入れる必要があります。
干し方が不十分だったり、固定が甘かったりすると、風で洗濯物が飛ばされる可能性があるため注意が必要です。
実際に私も、風が強い日には洗濯物が隣の畑まで飛んでしまい、泥で汚れることが何度かありました。
それからは、天気予報で示される風速情報を参考にし、洗濯物の固定方法を工夫しています。
適切な固定方法を用いることで、風による洗濯物の飛散を防ぐことが可能です。
風速5mは具体的にはどのくらいの風の強さ?
風速5メートルと聞いても、その強さをイメージしにくいですよね。
秒速(m/s)を時速(km/h)に換算することで、より具体的な速さが理解しやすくなります。
数字だけでは感覚をつかみにくいですが、具体的な比較対象を挙げることで少し理解が進むかもしれません。
風速5メートルは時速に換算すると約18キロメートルとなり、これは普通に自転車をこいでいる速度と同じくらいです。
イメージして思い浮かべると、風速5mがどれほどか少し想像しやすくなるでしょう。
それでもピンとこない場合は、木の葉がそよぐ様子を思い描くといいかもしれません。
風速の表記には「平均風速」と「瞬間風速」の二つがありますが、通常「風速」と言えば平均風速のことを指します。
平均風速は直近10分間の平均値で計算され、瞬間風速は最も強い3秒間の風速を示します。
瞬間風速は平均風速の1.5倍から3倍になることもあります。
風速5メートルの条件であれば、瞬間的には7.5メートルから15メートルの風が吹く可能性があるわけです。
このような風の強さを体感として感じると、「ちょっと強い風だな」という印象を受けることもあります。
例えば、台風などの時には、風速40~50メートルにもなることがありますが、これははプロ野球のピッチャーが投じる速球と同じくらいの強さです。
この速度で硬い物が飛んでくれば非常に危険です。
また、風速70メートルは、新幹線「のぞみ」の最高速度と匹敵します。
洗濯物が風で飛ばないようにするアイテム
何度も洗濯物が風で飛ばされた経験を持つ私が気づいたのは、適切な洗濯用品を選べばトラブルはほとんど避けられるということです。
特におすすめしたいのは、物干し竿にきちんと固定できるハンガーです。
標準的なハンガーでは、風が強いとすぐに吹き飛ばされてしまうことがあります。
しかし、キャッチが付いているハンガーなら、どんなに風が強くてもハンガーが回転しても外れる心配がありません。
キャッチ付きのハンガーは思いのほか簡単に入手できます。
ダイソーなどの100円ショップでも取り扱っています。
100円ショップでは人気商品はすぐに売り切れることが多いので、オンラインでの購入がおすすめです!
実際、私はズボン用ハンガーを100円ショップのオンラインショップでたくさん買ったことがありますが、とっても便利でした。
もう一つの対策は、風が強いと予想される日は、外干しを避けるというものです。
室内で干せば、風を心配しなくてもいいですからね。
加えて、風が強い日は土ほこりが舞ったり、花粉が飛んできたりすることもあり、外干しのデメリットは増える一方です。
「せめてタオルくらいは日に干したい!」と思うこともありますが、そういった日は我慢して室内で干すようにしています。
これらが私が実践している洗濯対策です。
まとめ
風速5メートルの時は、木の葉や細かな枝が絶え間なく動き、旗が軽くはためいたり、砂塵が舞い上がったりします。
体感としては、風速5メートルは少し強い風と感じられますが、洗濯物はしっかりと固定しておけば大丈夫です。
天候が良ければしっかりと乾きますよ。
これが「風速5メートルの時の洗濯のコツと対策」です。