パウンドケーキは、簡単な材料で作れるため、家庭でのスイーツ作りに最適です。
ただ材料を混ぜて型に入れ、オーブンで焼くだけとはいえ、時々中が生焼けのことがあります。
特に、誰かにプレゼントするときや持ち寄りのお菓子として焼いた時、中心が生焼けだとがっかりしてしまいますよね。
そうならないように、パウンドケーキの生焼け判断や焼き直し方法などについてお伝えします。
パウンドケーキの生焼け判断は?
パウンドケーキが生焼けかどうかの判断はどうしたらいいのでしょうか?
見た目をチェックする
まずは、ケーキの見た目をチェックします。
生焼けではないパウンドケーキは、表面が均等にきつね色をしており、中心部がふっくらと膨らんでいます。
もし焼き色が足りなかったり、中心部が十分に膨らんでいない場合は、焼き時間が足りないか、オーブンの設定温度が低いことが考えられます。
その際は、焼き時間を長く取ること、温度を調節することが必要です。
竹串をさしてみる
次に、内部が完全に焼けているかを確認するために、ケーキの中心に竹串をさしてみましょう。
串を抜いたときに何もついてこなければ、内部もきちんと焼けています。
しかし、生の生地が付着していたら、中が生焼けであるため、さらに焼き直しが必要です。
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パウンドケーキが生焼けだった時の焼き直しはレンジで!
オーブンからパウンドケーキを取り出してみて、中が生焼で焼き直す場合、主に二つの対応策が考えられます。
ひとつは電子レンジを利用する方法、もうひとつはオーブンで再び焼きなおす方法です。
電子レンジを使う方法
パウンドケーキが生焼けだった場合の焼き直しは電子レンジが便利です。
特に表面が焦げているけれども中はまだ生の場合に適しています。
電子レンジを使用する際は、パウンドケーキを型から取り出し、ラップで包んでから加熱します。
紙製の型を使用している場合は、型をそのままにして上からラップをかぶせてください。
加熱時間は1分から1分30秒が目安です。
加熱後、竹串を挿して中がしっかり焼けているかをチェックします。
電子レンジを使う場合、内部から温めるため効果的ですが、ケーキが乾燥しないようにラップをしてください。
オーブンを使う方法
オーブンでの焼き直しをする場合、まだオーブンが十分に温かいうちに、さらに5分から10分間追加で焼いてみてください。
焼き直し後は、竹串を使って異なる箇所で中の焼け具合をチェックしましょう。
表面が十分に焼けているけれども中がまだ生の場合、表面が焦げないようにアルミホイルをかぶせて再び焼くと良いでしょう。
これにより、ケーキを切った際に生焼けであることを防げます。
ただ、繰り返し焼き直すと、ケーキが固くなり味が落ちる可能性があるので、この点には注意が必要です。
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パウンドケーキの生焼けの原因と対処法
パウンドケーキはシンプルなレシピですが、美味しく焼き上げるにはいくつかの準備が必要です。
パウンドケーキが生焼けの原因
パウンドケーキが生焼けの原因は、主に以下の3つです。
- バターや卵が常温になっていない
- 小麦粉がしっかり混ざっていない
- オーブンを予熱して使っていない
パウンドケーキが生焼けにならないための対処法
ここではパウンドケーキを完璧に仕上げるためのコツをご紹介します。
- 常温に戻したバターと砂糖を白くなるまでしっかりと混ぜる
- 卵はあらかじめしっかり溶いておき、少しずつ加えて均一に混ぜ合わせる
- ふるいにかけた小麦粉とベーキングパウダーを加え、軽く混ぜる
- 生地を型に流し込み、予熱したオーブンで焼く
これが基本的な手順ですが、細部にわたる注意が成功の鍵となります。
バターと卵は使用前に常温に戻すことが必須です。
バターが冷たすぎると砂糖との混ざりが悪くなり、逆に柔らかくなりすぎてしまうと生地が均一になりにくくなります。
最適な状態は、指で押したときにやわらかく感じる程度です。
急ぎの場合は、電子レンジを使用して10秒ごとに温度を調整しながら少しずつ温める方法が効果的です。
卵についても同様に、冷たい状態で混ぜると生地が分離しやすくなり、焼成時に均等に焼けないことがあります。
そのため、卵はしっかりと常温に戻し、事前によく混ぜてから生地に加えることが重要です。
小麦粉は加える際、生地にグルテンが過剰に発生しないようにヘラで軽く切るように混ぜることがポイントです。
これにより、生焼けを防ぎながらケーキの膨らみが良くなります。
オーブンを使う際は、焼く前に必ず予熱を行いましょう。
十分な熱がないとケーキが均一に膨らまず、生焼けの原因となることがあります。
また、焼き始めから10分後には、ケーキの表面にナイフで縦の切れ目を入れましょう。
内部まで熱が均等に伝わりやすくなり、焼き上がりの見た目も向上します。
これらの技術をマスターして、パウンドケーキを焼いてみてください。
パウンドケーキが生焼けなのに食べてしまったら?
生焼けのパウンドケーキをそのまま食べるのはやめましょう。
小麦粉の生焼けは危ないです。
この状態でケーキを食べると、消化不良を引き起こすリスクが高まる可能性があります。
まとめ
パウンドケーキの作り方は簡単ですが、うまく焼き上げるのは意外と難しいものです。
オーブンによって最適な焼き時間や温度が異なるため、自分のオーブンに合わせて何度か試すことが大切です。
生焼けの判断は、見た目や竹串をさしてみてチェックしましょう。
もし、生焼けだった場合の焼き直しは電子レンジが簡単ですよ。
シンプルなレシピだからこそ、材料の計量を正確に行い、手順を丁寧に守ることが美味しいパウンドケーキを作る鍵です。
焼き立てよりも一日経過した方が味が落ち着いて、さらに美味しく感じられることも多いので、試してみてくださいね。