マッシュルームをつい数日前に買ったばかりなのに、ぬめりが気になることありますよね?
腐ってるのでは?と心配になりますよね。
加熱すれば食べてもいいのかも気になりますね。
そこで今回は、マッシュルームのぬめりが買ったばかりでついているのはなぜなのか?また、加熱したら食べてもいいのか?についてお伝えします。
腐っている時の見分け方、賞味期限なども詳しく説明します。
マッシュルームのぬめり買ったばかりなのになぜ?
買ったばかりのマッシュルームでもぬめりを感じることはあります。
この表面のぬるぬるは、キノコの表面に残った水分が原因で細菌が繁殖して発生しているからです。
マッシュルームは、湿度や温度の変化に特に敏感で、空気や水分にさらされるとすぐに品質が悪化します。
キノコの傘部分は水を吸いやすいので、表面にぬめりが出ることがよくあります。
マッシュルームはキノコ類に属し、菌類として分類されますが、このぬめりは、マッシュルームに本来いる菌ではなく、他の細菌が付着している可能性があります。
マッシュルームにぬめりがでても加熱したら食べていい?
マッシュルームのぬめりが表面だけであれば、きれいに洗って、しっかり加熱して食べることはできますが、衛生的にはあまりおすすめではありません。
マッシュルームのぬめりは腐敗のサインである場合もあります。
腐敗が進むと、酸っぱい匂いがしたり、色が変わったり、キノコの傘部分が異常に柔らかくなっていたりすることがあります。
これらの兆候は細菌の増殖を示しているので、注意が必要です。
ぬめりがでたマッシュルームは味や食感も劣化し、料理の品質を下げる恐れがあります。
そのため、マッシュルームにぬめりを感じたら、まずは他の腐敗の兆候を確認することが重要です。
次の段落では、マッシュルームが腐っている時の見分け方について説明していきます。
マッシュルームが腐っているときの見分け方
マッシュルームの表面がぬめっているだけで、すぐに腐っているとは限りません。
ただし、ぬめりと一緒に以下のような異常が見られる場合は、腐敗の可能性が高くなります。
- 酸っぱい匂いやアンモニア臭が感じられる
- マッシュルーム全体や特に傘の裏側が茶色に変色している
- 傘が弾力を失い、ふにゃふにゃになっている
- 糸を引くような粘液が出る、または食べた時に酸味や刺激がある
- 傘の部分がベタベタしている
これらの兆候が一つでも見られる場合は、マッシュルームが腐っている可能性があります。
腐敗したマッシュルームは、加熱しても食べるべきではありません。
キノコ類は色や香りに変化があったら、残念ですが処分しましょう。
マッシュルームの賞味期限はどのくらい?
マッシュルームは採れたばかりの状態なら、通常、常温で約1週間保存が可能です。
もともとついている泥は、柔らかい布で優しく拭き取り、冷暗所や冷蔵庫での保存が理想的です。
それでも、3日から4日で酸化が始まり、キノコの裏側が暗褐色に変わってきます。
この段階でもまだ調理して食べられますが、購入時にすでに変色しているものは新鮮でない可能性が高いため、早めに使用しましょう。
賞味期限が切れると、マッシュルームの表面が滑りやすくなり、新鮮な土の香りがなくなり、代わりにアンモニアのような臭いがします。
この臭いは腐敗が進んでいる証拠で、表面のぬめりと一致することが多いです。
この状態になったら、使用は避けるべきです。
マッシュルームをすぐ食べないときは冷凍保存がおすすめ!
また、マッシュルームは非常に水分と空気に敏感なので、泥を洗ったり、切り分けておくことは避けた方が良いです。
すぐに使わない場合は、冷凍保存がおすすめです。
マッシュルームの根元を切り落とし、空気に触れないようにラップで包んでから、ジッパー付きの袋に入れて冷凍保管すると、約1ヶ月間は品質を維持できます。
冷凍したマッシュルームは、解凍せずに直接加熱して調理するのが便利です。
そのままフライパンや鍋に投入して使用すればOKです。
まとめ
マッシュルームのぬめりは細菌の繁殖によるものです。
表面だけであれば、洗って食べることもできますが、あまりおすすめはできません。
ぬめり以外の腐敗のサインがあれば、もったいないですが、捨てるようにしましょう。
マッシュルームはとてもデリケートで、水や空気に弱いので、新鮮なうちに食べるか、冷凍保存して長持ちさせることが重要です。