おでんにはさまざまな具が使われますが、中でも餅巾着が好きな人も多いと思います。
餅がとろりと溶け出す瞬間は、まさに幸福の味ですよね。
ただ、時には餅が硬いままだと、その時のがっかり感は大きいですよね。
そんな餅巾着を、おでんに入れる最良のタイミングや煮込み時間、適切な下処理の方法、カロリーなどについて詳しく解説します。
おでんに餅巾着を入れるタイミングはいつがベスト?
餅巾着を加える最適なタイミングは、おでんのだしが十分に温まってからです。
そうすることによって、餅はだしの風味をしっかりと吸収します。
市販の餅巾着を使用する場合、コーンスターチが含まれているため、食べる直前に鍋に入れることをおすすめします。
そうすることで、餅が煮込まれ過ぎて溶け出すのを防げます。
手作りの餅巾着を用意する際は、使う餅の硬さをチェックし、硬くなっている部分は1センチ程度切り落としてください。
手作りのものは市販品よりも少し長く煮ても大丈夫です。
大根やその他の具が柔らかくなったか確認したうえで、練り製品と一緒に鍋に加えるのが適切です。
専用鍋があるとおでんパーティもらくらく楽しめます。
おでんの餅巾着の煮込み時間は何分くらい?
餅巾着をおでんに入れた後の理想的な煮込み時間は、大体10分から15分程度です。
この時間内で餅は適切に温められ、ちょうど良い柔らかさになりますが、溶け出してしまうことはありません。
餅巾着の醍醐味は、内部の餅がとろっと溶けることにあります。
しかし、煮込み過ぎると餅が崩れてしまう恐れがあるため、煮込み時間の管理が重要です。
煮込み中は、餅が溶け出していないかを定期的に確認することが必要です。
もし餅が溶け始めたら、すぐに鍋から取り出しましょう。
このように注意深く調理することで、餅巾着はおでんの中でも特に美味しい一品として楽しむことができます。
手軽におでんを楽しみたい時は、レトルトも人気です。
おでんの餅巾着はの下ごしらえは油抜きが重要!
餅巾着のおいしさは、餅が柔らかいだけではなく、巾着自体に味がしみることも大切です。
そのため、巾着の表面の油を除去する湯通しは非常に効果的です。
この油を取り除くことで、おでんのだしの味がしっかりと染み込みます。
買ってきた餅巾着を使用するときは、そのまま湯通しを行います。
手作りしたときは、最初に油揚げを湯通ししたあと、餅を入れましょう。
また、油揚げをキッチンペーパーで挟み、押して余分な油を取る方法も有効です。
この処理を施すと油揚げが開きやすくなり、餅を入れるのも楽になります。
湯通し後は2〜4分でだしの味が染み込みます。
餅の大きさや厚みによって違いますが、子供や高齢者が食べる場合は小さめのものを選ぶと、飲み込みやすくなります。
餅の状態を確認した後、一度鍋から取り出して冷ますと、さらに味が染み込みます。
餅巾着をおいしくするためには、このような手間を惜しまないことが大切です。
⇓ 非常食のおでん缶もあります ⇓
おでんの餅巾着のカロリー
おでんの餅巾着のカロリーは約80kcal。
意外と高いですよね。
おでんは一般的にはカロリーが低いとされるため、ダイエット中の人にも気軽に楽しんでもらえる料理です。
具体的には、大根やこんにゃく、白滝、昆布巻きなどの具は、一品あたり20キロカロリー未満で、非常に低カロリーです。
しかし、具材によってはカロリーが高いものもあります。
餅巾着もそうですが、ウインナーや厚揚げのような具は、一品あたり80キロカロリー以上あることがあります。
これらを多く食べるとカロリーが過剰になる恐れがあります。
それでも、温かいおでんを食べると血行を促進し、多種多様な具材を摂ることで栄養バランスが整いやすいです。
こんにゃくや白滝は食物繊維やミネラルを提供し、練り物、卵、牛すじ、豆腐などは良質なタンパク質の供給源です。
ただし、具材によるカロリーの差が大きいため、何をどれだけ食べるか選ぶことが大切です。
まとめ
おでんの餅巾着の最大の魅力は、中からとろりと溶け出す餅です。
しかし、長時間煮込むと餅が溶けてしまうため、食べる直前に鍋に加えるのが最適です。
煮込み時間は、10分~15分くらい。
さらに、餅巾着をおいしく仕上げるためには、短時間で味を染み込ませることが重要です。
そのために、巾着の油分を取り除く湯通し処理を事前に行うことがおすすめされます。
おでんは具材によっては意外とカロリーが高いものもあります。
特にダイエット中は、摂る具材やその量に注意することが必要です。