きくらげを普段使わない人にとって、必要なときにスーパーのどこに売ってるかわからないですよね?
生きくらげ、乾燥きくらげ、水煮きくらげがそれぞれどの売り場にあるのか?
さらには、乾燥きくらげを早く戻す方法や、冷凍保存できるのかなどについても詳しく調べてみました。
きくらげはスーパーのどこに売ってる?売り場はどこ?
スーパーでのきくらげの売り場は、種類によって変わります。
乾燥きくらげは年間を通して、乾物やきのこ類が並ぶコーナーで見つけやすいですが、生きくらげや水煮きくらげは少し探しにくいかもしれません。
特に生きくらげは、4月から8月が旬とされていますが、市場への出回りが少なく、スーパーでの取り扱いは珍しいです。
見つけることができれば、他のきのこと共に置かれていることが多いでしょう。
生きくらげが旬の間、地方の道の駅では地元産の新鮮なものを手に入れることができる場合もあります。
一方、水煮きくらげの取り扱いはスーパーによって異なりますが、多くは野菜コーナーや冷蔵セクションで、他の水煮野菜と一緒に置かれています。
私の近くのイオン系列スーパーでは、乾燥きくらげのみを見つけました。
近年、スーパーでは従来の茶色のきくらげに加えて、白きくらげの扱いも少しずつ増えてきています。
イオン系列の店舗では見当たりませんでしたが、業務スーパーでは、中国産の白きくらげを見つけることができました。
きくらげを早く戻す方法は?
乾燥きくらげを使う際、水で浸す理想の時間は約6時間とされています。
この時間が意外に長いと感じる方もいるでしょう。
水でじっくりと戻すと、きくらげの栄養と風味をしっかりと保つことができますが、6時間以上だと風味が落ちる恐れがあります。
余裕のある時は水での戻し方が最適ですが、忙しい時には時間を短縮できる方法が役立ちます。
急いでいる時は、32℃~36℃のぬるま湯で戻すと、約15分できくらげを戻せます。
この方法は手間をぐっと減らしてくれます。
また、熱湯を使うと5分程度で戻せますが、きくらげの栄養が戻し汁に流れ出てしまう点に注意が必要です。
熱湯で素早く戻す場合は、戻し汁をスープなどで活用して栄養を逃がさないようにしましょう。
さらに迅速に戻したい時は、600Wの電子レンジを使う方法があります。
耐熱容器にきくらげが浸かるくらいの水を入れて1分間加熱するだけです。
この方法でも、戻し汁を料理に使うことで栄養を活かせます。
ただし、電子レンジによって加熱の度合いが異なるので、きくらげが十分に戻らない場合は加熱時間を延長して調整が必要です。
きくらげの保存は冷凍でもOK?
きくらげ、特に生きくらげや水戻しした乾燥きくらげは、正しく冷蔵保存すれば最大で一週間程度持ちます。
保存の際には、水分をキッチンペーパーでしっかりと取り除き、ラップで包んだり、密閉できる容器に入れて冷蔵庫の野菜室に置くのがおすすめです。
冷蔵での保存は一週間が目安となりますので、可能な限り早めに使い切ることを心がけましょう。
きくらげの表面にぬめりや酸っぱい臭い、白いカビが見られた場合は、食べるのを避けてください。
もし長期保存を考えるなら、冷凍が適しています。
冷凍すると約1ヶ月間は新鮮さを保つことができます。
冷凍する場合は、生きくらげは石突きを取り除き熱湯で軽く茹で、乾燥きくらげは水かぬるま湯で戻した後、水気を拭き取り、適当な大きさに切って冷凍しましょう。
これにより、使用時に解凍する手間が省け、調理が楽になります。
サラダや和え物に使用する際は、自然解凍するか、冷蔵庫で3時間ほど置いて解凍するのが良いでしょう。
また、乾燥きくらげは戻さない状態であれば常温で約1年間保存が可能ですが、生のきくらげは常温保存には向いていません。
生きくらげを使い切れない場合は、冷蔵または冷凍での保存をお忘れなく。
まとめ
きくらげには生、乾燥、水煮の3つのタイプがあり、スーパーでよく見かけるのは乾燥タイプです。
これらは通常、乾物コーナーで見つけることができます。
きくらげの栄養素を効果的に摂取するためには、水でゆっくり戻す方法が最も良いといわれています。
しかし、忙しい時はぬるま湯や熱湯、電子レンジを用いた時短戻しテクニックを利用すると良いでしょう。
きくらげは、冷蔵で約1週間、冷凍で約1ヶ月の保存が可能です。
冷凍保存の際は、きくらげを事前に適切に処理しておくことが大切です。
この方法なら、解凍せずに直接調理に使えて便利ですので、上手に活用してみてください。