Tシャツやスニーカーなどを個性的なものにしたいとき、コーヒー染めをする人も多いでしょう。
しかし、中にはコーヒー染めでカビが生えた!という話が多いのも事実です。
そこで、コーヒー染めでカビが生えるのか?また、失敗の原因や防止策についてもお伝えします。
コーヒー染めはカビが生える?実際のところは?
コーヒー染めはカビが生えると言われていますが、これがどれほどのものなのか気になりますね。
消臭効果が期待されるコーヒーですが、コーヒーかすに湿気が残ると、カビの発生のリスクがあります。
ですので、染色後やコーヒー液を使った後は、しっかり乾燥させることが重要です。
だいたい丸1日程度乾かすと、カビ対策にも効果的ですよ。
コーヒー染めの失敗の原因と防止策
簡単そうなコーヒー染めですが、実は失敗することもあります。
成功させるコツとは一体どんなものでしょうか?
ここでは、コーヒー染めでよくある失敗の原因と、それを避ける方法をご紹介します。
コーヒー染めでは、ムラが生じる失敗がよくあります。
この原因としては、布の厚さやコーヒー液が均一に行き渡ってないことが挙げられます。
薄い布を使ったり、薄めの液で何度も染めることが、ムラを防ぐための良い方法です。
ムラを避けるためには布の厚みにも注意が必要です。
厚手の布は染めにくく、ムラができやすい傾向にあります。
また、濃いコーヒー液で一度だけ染める方法では、ムラが生じやすくなります。
工程が増えるかもしれませんが、繰り返し染めることでムラを防ぐことができます。
コーヒー染めのデメリット3選
コーヒー染めは手軽に楽しめる染色方法ですが、デメリットもありますので、今から見ていきましょう。
事前に牛乳で処理するので時間がかかる
コーヒー染めは、牛乳で予備処理をしてから乾かし、その後コーヒー液に長時間漬けてからよく絞り、再度乾燥させるなど、複数の工程が必要です。
これにより、かなりの時間を要することになります。
忙しい時にはなかなか手が出せないですね。
時間があれば問題ないのですが、忙しいときには難しいかもしれません。
茶色にしか染まらない
コーヒー染めは、コーヒーの色調に限定されるため、色の幅が狭いです。
茶色の濃淡には多少の違いはありますが、選べる色が限られてしまいます。
違う色調に染めたいと思っても、コーヒー染めでは実現できません。
染める回数が増えると、飽きてしまうかも知れませんね。
色の濃さの調整が難しい
コーヒー染の色の濃さは、使うコーヒー豆の量で調整します。
どれくらいの量でどんな色合いが得られるか、どれだけ減らすべきかは、最初は難しいです。
コーヒー豆の量を調整するには、試行錯誤が必要です。
理想の色合いを得るのは難しいので、繰り返し挑戦することをおすすめします。
コーヒー染めと紅茶染めの色の違いは?
コーヒーと紅茶、どちらも基本的には茶色系の色合いですが、染色を行う際、どのような違いが現れるのでしょうか?
味は全く異なるものの、色合いに関しては似た印象を受けることが多いですよね。
染色を行う際、コーヒー染めと紅茶染めでは微妙な色の差が現れます。
コーヒーは一般的な茶色に染まるのに対し、紅茶は少し赤みがかった茶色に染まる傾向にあります。
染め方自体は、両者ともほぼ同じ手順で進められます。
実際に両方を染めて比較するのも楽しいですよ。
色の違いがはっきりと分かります。
まとめ
コーヒー染めは、コーヒーかすをきちんと乾燥させないとカビのリスクが生じます。
使用しない場合は、十分に乾燥させることが重要です。
加えて、布の厚さやコーヒー液が均一でないとムラが生じやすいです。
これを防ぐためには、薄い布を使い、薄めの液で何度も染めることが良いでしょう。
コーヒー染めのデメリットとして、時間がかかったり、コーヒー色に限定されたり、理想の色を出すのが難しいことなどがあります。
しかし、きれいに染まったらオリジナルのものが仕上がりますので、ぜひ挑戦してみてください!