自宅で団子を作ろうとして、うっかり白玉粉の代わりに上新粉を使ってしまって、予想外に固い団子ができあがってしまったこと、ありませんか?
実は、白玉粉と同じやり方で上新粉を扱うと、思いもよらない固さの団子が出来上がってしまうんです。
そこで今回は、上新粉の団子が固くならない作り方やコツ、固くならないようにするために加えるといい材料、失敗してしまったときの復活方法などについてお伝えします。
上新粉の団子が固くなる原因を理解し、もしもの時の対応策を身につけておきましょう。
上新粉の団子が固くならない作り方やコツは?
上新粉を使って団子を作ると、時には想像以上に固く、しかもパサついた感じになってしまうことがあります。
今から、上新粉の団子が固くならない作り方をお伝えしますね。
上新粉の団子が固くならないコツは?
普段、白玉粉で団子を作る際には、水を少しずつ足しながら手で混ぜて形成する方法が一般的です。
しかし、上新粉を用いる場合、同じ手法を取ると団子が固くなりがちです。
そこで、上新粉でより柔らかな団子を作るためのコツをお伝えします。
上新粉を使った団子作りでは、練り始めに熱湯を使用することが肝心です。
混ぜる際には熱さに注意して、木製のスパチュラなどを使うと良いでしょう。
この熱湯を使う工程が非常に重要です。
熱湯混ぜた後、次は手でしっかりとこねて、団子の形にしていきます。
そして、蒸して完成させ、最後に冷水で冷やしてください。
上新粉だけで団子を作る場合、茹でると、団子が浮かないことがあります。
そのため、蒸す方がおすすめです。
また、団子作りを始める際に、片栗粉や砂糖を事前に混ぜ込んでみるのも良いでしょう。
上新粉で団子を作るときのパサつきの原因とは?
上新粉は、もともとうるち米から作られています。
つまり、私たちが普段食べ慣れているお米と同じ原料です。
お米は、冷えると固くなり、特有の食感を示しますよね。
そのため、上新粉はもともと固い特性を持っているんです。
白玉粉を使う時と同じ方法で団子を作ろうとすると、その固さはさらに顕著になってしまいます。
しかし、固い食感が特徴の団子がお好みの場合は、上新粉がうってつけです。
かしわ餅やみたらし団子のようなものがいい例です。
上新粉の団子が固くならないために加えるといい材料
上新粉で団子を作る際、固くならないために加えるといい材料をいくつかご紹介します。
砂糖を加えると固くならない
砂糖を少し加えるだけで、上新粉で作った団子の柔らかさが大きく変わります。
具体的には、上新粉に対して砂糖を5:1の割合で混ぜ合わせ、その後は熱湯を用いて練り上げ、蒸して完成させます。
豆腐を加えると固くならない
また、上新粉と豆腐を同じ比率で混ぜ合わせる方法もあります。
この場合、追加で水やお湯を加える必要はありません。
豆腐に含まれる水分だけで十分に練り合わせることができます。
白玉粉を混ぜると固くならない
上新粉と白玉粉を1:1でミックスすることもおすすめです。
この組み合わせなら、お湯で練った後に形成し、茹でて仕上げることができます。
白玉粉を加えることにより、団子が水に沈むことなく浮かんでくるため、茹で過ぎの心配もありません。
この方法は、上新粉を使った団子作りにおいて比較的ポピュラーな手法です。
上新粉での団子作りに失敗してしまった時はレンジで復活!
上新粉で作った団子が固くなってしまった場合、復活させる一つの方法として電子レンジでの加熱がおすすめです。
この際、団子を食品用ラップで包み、500Wで加熱しながら様子を見ることが重要です。
この「様子を見る」ことが、加熱しすぎずに済むコツになります。
さらに、お鍋でサッと茹で直す方法も有効です。
この方法も団子を柔らかく戻すのに役立ちます。
加熱や茹で直しで団子が柔らかくなったら、ほぼ元通りになったと言えます。
最後に、お好みでみたらしや醤油をかけたり、あんこを添えたりして、美味しく頂きましょう。
子供たちにも喜ばれるみたらし団子に変身させることができますし、シンプルに醤油だけで楽しむのも良いですね。
まとめ
上新粉を使った団子が固くなったり、粉っぽくなったりするのは、その粉自体の性質に由来します。
白玉粉での作り方と同様に進めてしまうと、期待通りの結果にはなりません。
団子を作る際には、熱湯を使って練ることがポイントです。
万が一、団子が固くなってしまった時には、電子レンジで加熱したり、鍋で茹で直したりすることで、手軽に柔らかさを取り戻すことが可能です。
この簡単な修正法を知っていれば、上新粉での団子作りにも自信を持って挑戦できますね。