最近はお弁当を自分で作って持って行く人が増えていますよね。
でも、お昼になってお弁当箱を開けようと思ったら、蓋がなかなか開かない…そんな経験、ありませんか?
特に、パッキンがついているお弁当箱は、中のものが漏れにくくて便利なのですが、ちょっとした使い方の誤りで、蓋が硬くなってしまうこともあります。
そんな時、どうやって対応すればいいのか、また、蓋が開かなくなる原因についてもお話しします。
実は、硬くなったお弁当箱の蓋だって、ちょっとしたコツをつかめば、簡単に開けることができるんです。
愛用しているお弁当箱の蓋が開かなくなって、無理に開けようとして蓋を壊してしまう前に、まずは冷静に解決法を試してみましょう。
お弁当箱の蓋が開かない時の簡単解決法!
お弁当箱の蓋が固く閉じてしまった時に役立つ、手軽にできる開け方をご紹介します。
蓋を柔らかくするには、ぬるま湯を使うのが効果的です。
たとえば、少し広い容器に適温のお湯を入れ、そこにお弁当箱を沈めてみてください。
この方法で、お弁当箱をお湯に浸すのは約1分間が適切です。
お湯の温度は、熱過ぎずに触れることができるほどの温度が理想的です。
あまり熱いお湯を使用すると、お弁当箱が耐熱温度を超えて変形する可能性があるため、注意が必要です。
さらに、熱湯は取り扱い時の火傷のリスクもあります。
1分間お湯に浸しても蓋が開かない場合は、もう少し長くお湯に浸すことをお勧めします。
学校などお湯を使えない環境では、楊枝など細い物をパッキン部分に挿入し空気を入れて蓋を開ける方法もあります。
しかし、このやり方ではパッキンを傷つけることがあるので注意してください。
お弁当の蓋が開かない時に電子レンジを使っても大丈夫?
お弁当箱の蓋が開かない時に、電子レンジを使って開けようとするのはやめた方がいいです。
耐熱性のあるお弁当箱であっても、電子レンジで加熱する時は、通常蓋を外すのが基本です。
蓋をした状態で電子レンジに入れると、お弁当箱が変形したり、最悪の場合は中身が爆発する可能性があります。
蓋が固く閉じてしまったお弁当箱を電子レンジで加熱する方法は避けるべきです。
お弁当箱の蓋が開かない原因と対策
お弁当箱の蓋が硬くなって開かなくなる主な理由は、中身が温かい状態で蓋をしてしまうことにあります。
熱いご飯やおかずを入れた後にすぐ蓋をしてしまうと、お弁当が冷めるにつれて箱の中の気圧が下がり、真空状態になってしまうため、蓋が開けづらくなるのです。
朝の忙しい時間にお弁当を作る際も、熱い食材を入れた直後に蓋をするのは避けましょう。
特にパッキンが付いているお弁当箱では、温かいまま蓋を閉じると蓋が開かなくなるリスクが高まります。
蓋をする前には、お弁当の中身がしっかり冷めているかを確認することが大切です。
空気穴(バルブ)が付いたお弁当箱なら、蓋が固くなる心配が減りますよ。
まとめ
お弁当箱の蓋が開かなくなった場合、ぬるま湯に浸すことで簡単に開くようになります。
蓋を開けようとして、蓋が開かない状態で電子レンジに入れると、お弁当箱が変形したり、中身が飛び散る危険がありますので注意が必要です。
蓋が開かなくなる原因のは、中身が熱いうちに蓋をしてしまったためで、冷めると真空状態になるからです。
お弁当を持って行く方が増えている今、ランチタイムに蓋が開かないと困ることも。
だからこそ、朝はお弁当の中身が冷めてから蓋をするように心掛けましょう。