豊かな味わいと深みが特徴で、ハマる人続出のもつ鍋。
私自身も、福岡でもつ鍋を食べてからすっかり鍋の大ファンになってしまい、冬はほぼ毎週、自宅で楽しんでいます。
もつ鍋の中心となる素材は、やはり牛のモツ(ホルモン)です。
特にもつ鍋で頻繁に使われるモツといえば、マルチョウとシマチョウ。
これらは、それぞれ牛の小腸と大腸の部位になります。
そこで今回は、もつ鍋にはマルチョウとシマチョウどっちがおすすめなのか?美味しいモツの選び方などについてお伝えします。
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もつ鍋にはマルチョウとシマチョウどっちがおすすめ?
もつ鍋専門店ではマルチョウとシマチョウの両方が提供されていますが、一般的にはマルチョウの方がよく使われます。
しかし、シマチョウも選択肢としては十分あり、それぞれ好みによって違います。
マルチョウはその濃厚な脂の旨みで知られ、脂の風味を楽しむ方にはおすすめです。
一方でシマチョウは脂が少なめで、モツの本来の味をより楽しむことができます。
もつ鍋を作る際にマルチョウとシマチョウのどちらを選ぶかは、「脂」の好みが決め手になります。
マルチョウを使ったもつ鍋の美味しさ
牛小腸の一部であるマルチョウを使ったもつ鍋は、なんと言ってもその食感が魅力です。
マルチョウのコリコリとした皮と、ぷにぷにとした白い丸い脂肪。
その味を一度知ると、その魅力に引き込まれることでしょう。
マルチョウを使用したもつ鍋は、その独自の味わいと脂のハーモニーが癖になる美味しさです。
食感も大きな満足感を与えてくれます。
うちの子ども、もつ鍋にはあまり興味がなかったのですが、最近ではマルチョウの脂を喜んで食べるようになりました。
マルチョウは見た目でもわかるように、とても脂っぽいです。
美味しいマルチョウは脂も良いものですが、脂っこい料理が得意でない人には少し重たく感じるかもしれません。
そういった場合は、下茹での時間を少し長めにとることで、脂を減らすことができます。
以前、下茹でなしでもつ鍋を作ったことがありますが、その時の脂の多さには驚きました。
私自身は、沸騰したお湯で1分ほど下茹でするのが好みです。
マルチョウの脂の量は、下茹で時間を調整し、好みに合わせてみてください。
シマチョウを使ったもつ鍋の美味しさ
シマチョウとは牛の大腸の部分を指します。
この部位は皮のような質感を持ち、表面には目を引くシマ模様があります。
「こてっちゃん」という料理に使われるのも、実はこのシマチョウで、特別な味付けを加えています。
シマチョウはコリコリとした食感と深い旨みが特徴で、もつ鍋との相性は抜群です。
この具材を加えると、もつ鍋の味わいが一層豊かになります。
輸入されたボイル済みのシマチョウもよく見られ、特にコストコでは大量に取り扱っています。
これらのボイル済みシマチョウをもつ鍋に使うと、とても美味しいですよ。
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もつ鍋に欠かせない美味しいモツの選び方
もつ鍋には、新鮮な牛モツ(ホルモン)が不可欠です。
特に、生の牛モツを選ぶことが大事になります。
牛以外にも豚や鶏のモツはありますが、味の深みにおいては牛のモツが一番です。
生の牛モツを使うと、その濃厚な味わいを満喫できます。
ただ、生の牛モツをもつ鍋に使う時は、いくつか注意点があります。
一番大切なのは、信頼できる肉屋を見つけることです。
もつ鍋に使う牛モツの品質と鮮度は非常に重要です。
質が低いモツでは、食べられないほどの臭みが出てしまうこともあります。
焼肉では問題ない臭みが、もつ鍋になると我慢できなくなることもあるのです。
だから、高品質な生の牛モツを探すためには、良い肉屋の選定が重要になります。
私は地元の市場にある肉屋から、モツを購入しています。
この店では牛モツのみならず、他の肉もとても美味しいです。
近くにいい肉屋がない場合、楽天などのオンラインショップを使うのも良いでしょう。
ネットショップの品質も侮れませんよ。
質の良い牛の生モツを見つけてみてください。
もし、生のモツが見つからない場合でも大丈夫です。
ボイルされた牛モツでももつ鍋は十分楽しめるので安心してください。
まとめ
もつ鍋につかうモツは、マルチョウとシマチョウ、どちらも美味しいです。
濃厚な脂が好きな方には、マルチョウが最適です。
その濃い味わいは、脂好きにはたまらないでしょう。
一方、脂の量を控えつつもつ鍋の風味を味わいたい方は、シマチョウを選ぶと良いでしょう。
個人的には、信頼できる肉屋でミックスホルモンを買うのがお気に入りです。
マルチョウとシマチョウが両方入っていて、お値段もリーズナブルなのが魅力です。
自分に合ったマルチョウやシマチョウを見つけて、お好みのもつ鍋を堪能してみてください。
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