鶏肉にはもも肉、胸肉、手羽元、ささみといったいろいろな部位がありますが、それぞれに適した使い方があります。
美味しいクリームシチューを作るには、どの部位を選ぶかが重要です。
最適な部位を知ることで、料理への取り組み方も変わり、作るのが楽しくなります。
クリームシチューにおすすめの鶏肉の部位はどこなのか?また、材料は炒めないでも大丈夫なのか?についてお伝えします。
クリームシチューにおすすめの鶏肉の部位は?
クリームシチューにぴったりなのは、実は鶏もも肉なんです。
鶏もも肉は家庭料理によく使われています。
脂肪分が豊富な鶏もも肉は、短時間でしっかりとした出汁が出るのが特徴です。
柔らかな食感が牛乳を使った濃厚なクリームシチューとよく合います。
余計な脂肪や筋を取り除く時には、曲線が描かれた特別なハサミが役立ちます。
これにより、滑りにくく安全にカットできます。
カロリーが気になる方は、皮を取るとカロリーがグッと減ります。
鶏もも肉がおすすめですが、クリームシチューは他の部位でも美味しくできます。
クリームシチューを作るとき鶏肉の部位による違いは?
クリームシチューを作るとき鶏肉の部位による違いを説明します。
鶏むね肉
コストパフォーマンスに優れた鶏胸肉は、皮を取り除くことでよりヘルシーになります。
ただし、パサつきやすいので、棒状に切って薄くスライスし、煮込む時間を短縮するか、焼いたものを後から加えると良いですよ。
ささみ
カロリーが低く、高タンパクなささみは、鶏胸肉よりもジューシーです。
しかし、長く煮込むと硬くなりがちです。
鶏むね肉と同様に、薄くスライスして短時間で煮込むか、焼いたものを最後に加えるのがオススメです。
骨付き肉(手羽元)
手羽元のような骨付き肉もクリームシチューには適しています。
30分くらい煮込むと、肉が骨から簡単に外れて、ホロホロした触感になります。
また、骨からの出汁がクリームシチューを一層美味しくしてくれます。
ただし、少し食べにくいので、格式ある場面には向かないかもしれません。
クリームシチューの材料は炒めなくて大丈夫?
クリームシチューの基本的な材料として知られる人参、じゃがいも、玉ねぎなどは、最初に炒め、その後水を加えて煮込むのが基本です。
炒めますが、その前にあらかじめ茹でる必要はありません。
鶏肉をはじめとしたこれらの食材で作るシチューは、カレー作りと似た手順を踏むことが多いですね。
最終的には牛乳や調味料を加えて風味を整えます。
ブロッコリーやスナップえんどう、などを追加する場合は、これらは先に下茹でしておき、仕上げに加えるのがベストです。
その理由は、長い煮込み時間によって形が崩れやすくなるからです。
じゃがいもも煮込んで調理できますが、煮込みすぎを防ぎたいなら、最初に下茹でしてから加えるのがおすすめです。
彩りに缶のコーンを加えてもいいですよ。
まとめ
クリームシチューにおいて最適なのは、やはり鶏もも肉です。
脂肪が豊富な鶏もも肉は、煮込むとその風味が引き立ち、料理を一層美味しくします。
カロリーに気を使う方も多いでしょう。
そんな時は、皮を除いてから調理すると良いですよ。
もちろん鶏もも肉以外の部位でも美味しいクリームシチューを作れますよ。
カロリーが気になる方は、鶏胸肉やささみを使用してみてはいかがでしょうか。
一番のおすすめ部位は鶏もも肉ですが、ご家庭の好みや自分の嗜好に合わせて、美味しいクリームなシチューをお楽しみください。