大分県豊後高田市の国東半島にある九州最古の木造建築『富貴寺大堂』
富貴寺大堂は1300年前に建てられた小さなお寺ですが、宇治の平等院鳳凰堂、平泉の中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつで国宝にも指定されています。
歴史の教科書にも載っているので、建物を見たら思い出す方もいるのではないでしょうか?
数年前には、福山雅治さんのCMのロケ地として使われ「イチョウやもみじの紅葉がきれいな場所はどこ?」と話題にもなりました。
パワースポットとしても人気がありますが、紅葉の時期にはライトアップされて、幻想的な雰囲気に包まれるんですよ。
そこで今回は『富貴寺大堂の紅葉2019の見頃やライトアップは?アクセスや御朱印情報も!』と題して、参拝料金や時間、おすすめの宿泊施設についてもお伝えしますね!
富貴寺大堂2019の紅葉の見頃やライトアップは?
富貴寺大堂の紅葉は、毎年11月下旬~12月上旬頃に見頃を迎えます。
楓の赤と銀杏の黄色のコントラストが美しく、いつもは静かな富貴寺も、この時期はたくさんの人が訪れます。
毎年、紅葉の見頃の時期にはライトアップも行われていて、2019年は下記の日程となっています。
- 期間 2019年11月10日(日)・11月25日(月)~12月7日(土)
- 時間 18:00~20:30
- 料金 500円
- イベント 11月10日 長唄さくら会・11月30日(土)未定
富貴寺大堂では100年ぶりに阿弥陀堂弥陀三尊ご開帳も!
今、富貴寺大堂では、100年ぶりに『阿弥陀堂弥陀三尊御開帳』の特別公開が行われています。
期間は2019年12月31日(9:00~16:00)までで、拝観料は500円(記念品つき)となっています。
普段は拝観することはできないので、今年、紅葉を見に行く方は、ラッキーですね!
一生に一度、拝めるかどうかの機会ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
富貴寺大堂の料金や参拝時間は?
ライトアップ時期ではない時の富貴寺大堂の料金や参拝時間は下記のとおりです。
- 拝観料金 大人(高校生以上)500円・子供150円
- 参拝時間 8:30~16:30
富貴寺大堂は晴れていれば中に入って見学することもできますが、天気が悪いと入ることができません。
中に描かれている重要文化財の壁画などを湿気などから守るためです。
せっかくなら中も見て欲しいので、できればお天気のいい日に行くのがいいですね。
中の壁画はかなり薄くなってしまっているので、目を凝らしてみると、なんとか見えるくらいです。
大分市内にある『大分県歴史博物館』に壁画が復元されていますので、時間や興味ががある方は行ってみるといいですね。
富貴寺大堂のアクセスや駐車場は?
- 住所 大分県豊後高田市田染蕗2395
- 電話番号 0978-26-3189
富貴寺大堂へは、大分市内から1時間・福岡市内からは高速を使って2時間ほどかかります。JRの最寄の駅『宇佐駅』からも車で30分ほどかかり、バスなど公共交通機関もないので、車で行かないと不便な場所にあります。
無料駐車場が30台ほどあり、紅葉の時期でなければ混雑することはありません。
富貴寺大堂の御朱印は?
富貴寺では、参拝時間内であれば御朱印も頂くことができ、御朱印帳もあります。
字も美しいととても評判がいい御朱印です。
紅葉の時期など混雑する時には受付に渡しておいて、あとから取りに行くような感じになります。
- 御朱印 300円
- 御朱印帳 1500円
豊後高田の富貴寺で御朱印書いてもらったぞ pic.twitter.com/9lH0Ps8sbh
— ハジコ⛸🇷🇺🇯🇵💍アドレセンス全力待機 (@hajikochan) May 4, 2019
富貴寺大堂周辺の宿泊は温泉旅館『蕗薹(ふきのとう)』がおすすめ!
温泉旅館『蕗薹(ふきのとう)』は、富貴寺大堂の真横にあります。
以前は食事だけの利用も可能でしたが、今は、食事は宿泊者のみとなっています。
食事は、地元食材にこだわって作られた郷土料理で、住職さんによる豊後高田産の手打ちそばも食べることができるんですよ。
また、『蕗薹』では、富貴寺での体験プランも用意されています。
- 座禅・勤行 7:00~ 大人1000円・子供500円
- 写経 9:00~ 1000円
- 護摩祈願 10:00~ 2000円
なかなかこんな体験ができる旅館はありませんよね。(※宿泊していない方も参加できます)
心を静かに落ち着けて、自分自身を見直すいい機会になりますね。
さいごに
今回は『富貴寺大堂の紅葉2019の見頃やライトアップは?アクセスや御朱印情報も!』と題してお送りしましたがいかがだったでしょうか?
富貴寺は紅葉の時期だけではなく、春の新緑の季節や冬の雪景色も趣があっていいですよ。
とても静かな場所なので、心を落ち着けることができるスポットです。
大分に行く際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?