茨城県潮来市にある『あやめ園』は、約500種類100万株もの紫や白のあやめの群生を見ることができる名所です。
辺り一面に広がるあやめをアーチ形の端の上から眺めることもできるので、とっても風情がありますよ。
見頃の時期にある『あやめまつり』では土日を中心にたくさんのイベントが行われていますが、白無垢を着たお嫁さんをお祝いする『嫁入り舟』は一見の価値ありです。
そこで今回は、潮来あやめ園のあやめまつりの日程や見頃の時期、アクセスや駐車場、楽しみ方などについてお伝えします。
水郷潮来あやめまつり2021の日程や見頃の時期
潮来あやめ園でのあやめの見頃は例年5月下旬~6月下旬で、満開の時期は6月10日前後が多いです。
その時期にあわせて、『潮来あやめまつり』が行われ、2021年の日程は5月21日(金)~6月20日(日)となっています。
終日入園自由で、入園料も無料で散策できるのも嬉しいポイントです。
ただ、やっぱり行くなら満開の時期に行きたいですよね!
早咲きと遅咲きがありますが、あやめの咲いている期間は短いので、開花状況を潮来市のHPで事前にしていくといいですよ。 ⇒ コチラ
暑すぎると花がしおれてしまっていることもありますので、夕方からのライトアップに行くのもおすすめです。
水郷潮来あやめ園のアクセスや駐車場
潮来あやめ園へのアクセスをご紹介します。
電車の場合
公共交通機関で行く場合には、JR鹿島線『潮来駅』から徒歩3分程度なので、あやめまつりの会場へも歩いていくことができます。
ただ、東京方面からの場合、佐原駅から鹿島線への乗り換えがうまくいかずに、佐原駅で1時間ほど近く待つこともあります。
電車の本数が少ないので、前もって時間を調べておく方がいいでしょう。
また、東京から高速バスで70分ほどで行くこともできます。
車で行く場合
車で行く場合には、東関東自動車道『潮来IC』から約10分ほどです。
以前は近くのショッピングセンターに臨時駐車場ができていましたが、そのショッピングセンターが今はなくなってしまっているので、周辺の民間駐車場に停めることになります。
駐車場の料金はだいたい1日500円。
一般家庭の駐車場も貸出しているところがありますが、割高になっていたりします。
駐車場に停めれるかはタイミング次第なのですが、それほど多くないので、土日などは早めのお出かけをおすすめします。
- 住所:茨城県潮来市あやめ1‐5
- 電話番号:0299-63-1111(潮来市役所観光商工課)
水郷潮来あやめまつりの楽しみ方
潮来あやめまつりで、土日を中心に行われているイベントをご紹介しますね。
詳しいイベントの日時は変更の場合がありますので、公式サイトを確認してください。 ⇒ コチラ
嫁入り舟
『嫁入り舟』は、白無垢を着た花嫁さんが、あやめ園を流れる川を渡し舟に乗って、お婿さんのところまで行く結婚の伝統的な儀式です。
鮮やかに咲くあやめと、和装がとってもマッチしていて、とっても素敵なんですよ。
たくさんの人から祝福を受けて嬉しそうな新郎新婦の笑顔を見ていると、こちらも幸せな気分になります。
週に3日ほど行われていて、時間が決まっているので、必ず見たい方は事前にスケジュールをチェックしていくといいでしょう。
ろ舟遊覧
潮来を満喫するのであれば、水郷情緒をたっぷり味わうことができる手漕ぎのろ舟での『十二橋巡り』がおすすめです。
あやめまつりの期間は毎日運航していて、所要時間は30分ほど。
料金は、大人1000円・小学生500円・未就学児無料です。
ゆらゆら揺れる舟に乗って、優雅にあやめを眺めながら、船頭さんが潮来の由来など楽しく話してくれます。
土日は混雑するので、時間に余裕をもって行った方がいいでしょう。
ライトアップ
潮来あやめまつりのライトアップ時間は、18:30~22:00です。
水面にうつるライトアップはとても綺麗で、幻想的でとっても雰囲気がありますよ。
夜に『嫁入り舟』が行われていることもあります。
あやめは暑い日中しおれ気味のこともありますので、ライトアップはおすすめです。
他にも『絣柄コスチューム体験』や『花がら摘み』、『あやめ踊り』などいろんなイベントを楽しむことができます。
出店では、あやめを購入できるところもあります。
さいごに
潮来あやめ園では、色とりどりの100万株ものあやめが、6月中旬頃に見頃を迎えます。
あやめまつりでは『嫁入り舟』や『ろ舟遊覧』など、いろいろな楽しみ方ができますよ。
公園内の散策は1時間もあれば十分ゆっくり見て回ることができるので、二本松寺の紫陽花や佐原の街並み散策などと一緒に回るのがおすすめです。