宮島のシンボルであり、ユネスコの世界文化遺産でもある『厳島神社』
海の中にある大鳥居は、奈良の春日大社・敦賀の気比神宮とともに『日本三大鳥居』としても有名です。
厳島神社の大鳥居は、現在、工事期間中で足場やネットで囲われていて見れない状況です。
いいタイミングなのかわからないですが、ちょうどコロナ禍で観光客も減っているタイミングでの修理となっているんですよね。
そこで今回は、厳島神社の大鳥居の工事はいつまでなのか?また、工事中の大鳥居のライトアップがとてもきれいだとSNSでも話題となっているので、ライトアップの時間などについてもお伝えします。
厳島神社の大鳥居の工事はいつまで?
厳島神社の大鳥居の工事は、終了時期は未定ですが、あと1~2年はかかると公式ホームページに記載があります。(2022年1月現在)⇒詳しい工事の進捗状況はコチラ
2023年か2024年くらいにならないと、大鳥居は完全な状態で見ることができないということになりますね。
工事は、2019年の6月17日からはじまっているので、かなり大規模な保存修理工事です。
何年ぶりかというと、前回の1948年の『昭和大修理』から実に70年ぶりだそうです。
厳島神社の大鳥居のライトアップ時間
厳島神社の大鳥居のライトアップの時間は、日没後から約30分後~23:00までです。(年中無休)
黄金に光る足場が水面に映って、これはこれで綺麗ですよね!
珍しい光景なので、TwitterなどSNSでも人気を集めているのも納得です。
また、厳島神社では工事の有無に限らず、大鳥居と神社周辺をライトアップしています。
社殿や国重要文化財の五重塔のライトアップも、見ごたえがありますよ。
大鳥居のライトアップを見るのとあわせて、周辺を散策してみてはいかがでしょうか。
ライトアップ自体はずっとやっているので、工事が終わった後にまた行ってみると、違う雰囲気で楽しめますね。
厳島神社の工事で入れない場所はどこ?観光はできる?
厳島神社では、大鳥居の他にも工事が行われていますが、普通に参拝や観光はできます。
大鳥居も、いつものように潮が引いている時は足場の近くまで行くことができますし、満ちている時はシーカヤックなどで近づくこともできます。
また、回廊も一部工事をしているので、そこだけ仮設の迂回通路を通ってまわるような形になります。
工事の日程は、下記の通りになります。
- 東廻廊・客神社 2022年12月まで
- 朝座屋 2023年2月まで
厳島神社の大鳥居の工事の理由
厳島神社は、海の潮の満ち引きによって傷んでしまうので、定期的な工事が必要です。
大鳥居に至っては、1875年の建立から140年以上も経過しているので、損傷や老朽化も進んでいました。
それに加えて、シロアリ被害などもあったようです。
今回は、耐震補強工事や色の塗りかえなども同時に行われているようなので、長引いているみたいですね。
どうしても宮島で鳥居が見たい時は・・・
どうしても宮島で鳥居が見たいというのであれば、『長濱神社』もおすすめです。
小さいですが朱い鳥居で、海沿いの砂浜にあります。
しかも、宮島桟橋から厳島神社とは反対方向に5分くらい歩いただけで着きます。
ボーっと鳥居を眺めているだけでも気持ちのいい場所なので、時間がある方はぜひ行ってみてください。
宮島の大鳥居が見れなくて残念💦ってよく聞きますが、そんな人は「長濱神社」に行ってみて!隠れ写真スポットですよー(≧∇≦)大鳥居のミニチュア版「小鳥居」があります👍
宮島桟橋から徒歩2分程の場所です(^O^☆♪ pic.twitter.com/AecRoAiYMk— 上甲克之-宮島大好き♪( ´▽`) (@KJyoukou) March 22, 2020
さいごに
厳島神社の工事期間は未定ですが、早くても2023年か2024年くらいまではかかるようですね。
70年くらいに1度なので、工事中の大鳥居を次に見る機会はないかも知れません。
足場のある大鳥居もライトアップされたらきれいなので、あえて見に行くのもアリだと思いますよ!
今しか見ることができないレアな夜景を楽しんでみてくださいね。