石垣島へ行ったら『川平湾(かびらわん)』は、必ず行って欲しい観光スポットのひとつです。
なんと言っても、『ミシュラングリーンガイド』でも三ツ星ですからね!
沖縄の海はどこも綺麗ですが、海の色は海水温によっても異なるため、本島よりも温かい石垣島や宮古島など南の離島の方がより美しい海を楽しむことができるんですよ。
そんな川平湾では、船底がガラスになっていて船上にいながら海の様子を見ることができる『グラスボート』が人気です。
そこで今回は、特に美しいとされる石垣島の川平湾で季節を問わず楽しめるグラスボートの予約や料金、おすすめの時間帯、私が実際に乗ってみた感想などについてもご紹介します。
川平湾グラスボートは予約なしでOK?
川平湾のグラスボートは、15分に1本ほど船が出ているので、人数にもよりますが、ハイシーズンでなければ特に予約は必要ないかと思います。
ただ、じゃらんでは空きがあれば直前予約ができ、割引料金でグラスボートに乗ることができるので、じゃらんからの予約がおすすめです。
定休日はなく、台風などでない限り年中無休です。
ハイシーズンだと30分~1時間ほど待つこともありますが、展望台から川平湾を眺めたり、川平茶屋でお茶したり、浜辺で遊んでいたりすると、あっという間ですよ。
川平湾グラスボートはどこがいい?料金や割引はある?
川平湾にはグラスボートの会社がいくつかありますが、どこもそれほど違いはありません。
特に口コミ評判も良く有名なのは、『川平マリンサービス』と『まりんはうすぐるくん』です。
どちらも料金は、大人1,200円・子供(小学生)600円です。
じゃらんを利用すると割引料金となり、更にクーポンも使えるのでかなりお得になりますよ!
2022年1月現在、 2,500円以上の遊び体験予約で使える600円分クーポンがあります。
家族やグループだと、かなり安くグラスボートに乗ることができますね。
それでは、じゃらんのプランを見ていきましょう。
川平マリンサービス
川平マリンサービスのじゃらんのプランは、空きがあれば直前予約可能です。
当日、現地に到着して予約することもできるので、使わない手はないです。
ちなみに料金は、大人850円・子供450円です。
大人1,000円・600円で、大人にのみブルーシールのカップアイスがつくプランです。
とってもお得ですね!
まりんはうすぐるくん
まりんはうすぐるくんのじゃらんのプラン料金は、大人900円・子供450円です。
島果実100%のフレッシュジュース付きプラン(ジュースは大人のみ)は、大人1,300円・子供450円です。
川平湾グラスボートのおすすめ時間帯
グラスボードは、晴れた日の満潮の1時間前から満潮にかけての時間帯がおすすめです。
海の透明度が高く、生き物がはっきりと見ることができるからです。
満潮の時間は時期によっても異なりますので、満潮干潮の時間帯を調べてから行くと良さそうですね。⇒ 気象庁 潮位表 石垣
とはいえ、私は満潮後の午後の時間に行きましたが、十分に美しい景色を見ることができましたので、満潮前の時間でなくても行く価値は十分あります。
川平湾グラスボートの所要時間
川平湾のグラスボートの所要時間は、約30分ほどです。
川平湾は、SUPやカヌーツアー、マンタシュノーケルなど他のアクティビティの出航場所になっていたりもするので、30分ほど時間が空いた時に、さっと楽しむこともできますね。
それほど長い時間ではありませんが、場所によってはかなり揺れるので、三半規管が弱い方は船酔い予防のために酔い止めを飲んでおきましょう。
営業時間は9:00~17:00までで、15分おきに運航しています。
ちなみに、グラスボートは雨の日でも楽しめます。
台風などで心配な時には、運行状況を確認していくといいでしょう。
川平湾のグラスボートに乗った感想や見どころ
グラスボードを運営している会社はいくつか並んでいますが、私が利用したのは『川平マリンサービス』です。
立ち並ぶお店の後ろにある木々を抜けていくと、見えてくるのは白い砂浜と淡いブルーの海、永遠に見ていられるほど美しい景色が広がります。
チケットを見せて早速グラスボード用の船に乗り込みます。
船に乗ったときは10名弱。
比較的余裕がある状態だったので、繁忙期だと20~30名ほどは乗るのかもしれません。
出発するとしばらくは浅瀬が続きます。
浅瀬でも小さなお魚たちが元気に泳ぎ回る様子を見ることができます。
スポットごとに生息する生き物が異なるため、乗組員さんがそれらの特徴や習性などを説明しながら沖に進んでいきます。
しばらく進むと一気に海が深くなり、大きなお魚の姿を見ることができます。
運が良ければウミガメが岩の上で休んでいるところに遭遇することもあるとか。
ウミガメ遭遇率は3回に1回ほどらしいので、見れた人はラッキーですね!
私が乗った時には、『ニモ』で有名なクマノミの他、ウミヘビが船の下をサーっと通り過ぎていくのを見ることができました。
海が深くても非常に透き通っているので、海の底まで見ることができます。
たまに顔を上げて外を眺めると海が綺麗で癒されますよ。
水温や深さによって色が異なるのもとても美しかったです。
沖縄では様々なレジャーを楽しめますが、冬には開催していないものも多くあります。
いくら沖縄といえど、特に離島の12月や1月は風が吹いて寒いですが、グラスボートは気温にかかわらず楽しむことができるため非常にオススメです。
海に入らずに、石垣島のキレイな海を満喫できるので、人気があるのも納得です。
川平湾へのアクセスや駐車場
川平湾は、石垣島の玄関口である新石垣空港からバスで約45分、石垣島フェリー乗り場から約30分の場所にあります。
石垣島の中でもアクセスがちょっと不便なところにあるので、車が便利ですね。
川平公園市営駐車場は、1時間まで200円、以降60分ごとに100円となっています。
まりんはうすぐるくんは、無料駐車場40台完備です。
川平湾までのバス路線はいくつかありますが、本数が少ないので予め何時のバスに乗るか、何時のバスで帰るか考えておくことをおすすめします。
特に帰りのバスは驚くほどに本数が少ないので注意が必要です。(私はバスがなかったので、帰りはタクシーに乗りました。フェリー乗り場まで4,000円弱です。)
川平湾からのフリーサイクリングツアーだと、川平湾までの送迎があり、そこからはフリープランです。
レンタカーじゃない方は、こういったオプショナルツアーを利用するのもアリですね。
さいごに
川平湾でのグラスボートの予約や料金割引、おすすめ時間帯などについてご紹介してきましたがいかがでしたか?
グラスボートに乗ってみて海の美しさを楽しんだのはもちろんですが、こんなに美しく汚れを全く感じない海なのにサンゴ礁が大量に死んでいたことに非常に驚きました。
ご家族や友人と楽しむことができるだけでなく、環境についても考えるきっかけにもなりました。
石垣に行ったら、ぜひ川平湾でグラスボードを楽しんでみてくださいね。