兵庫県神戸市にある『摩耶山』は、北海道の函館山・長崎の稲佐山とともに、日本三大夜景のひとつと言われています。
頂上の掬星台へのアクセスは、車で行くか、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くかのどちらかの方法で行くことになります。
私は『三ノ宮駅』まで電車で行き、それからカーシェアを利用して車で行きました。
そこで今回は『摩耶山掬星台(山頂)』までの車でのアクセスや駐車場、ケーブルカーとロープウェイでの行き方についてもお伝えします。
摩耶山掬星台へのアクセスや駐車場
摩耶山掬星台までは、車で行くか、ケーブルカーとロープウェイで行くかのどちらかになります。
一長一短あるので、これから説明していきますね。
摩耶山掬星台へ車で行く場合
カーシェアの利用がおすすめ!
摩耶山掬星台に夜景を見に行くのでしたら、レンタカーよりも今増えてきているカーシェアを利用するのがおすすめです。
レンタカーですと、お店の営業時間に合わせて帰ってこないといけないので、どうしても時間を気にしてしまいます。
私が利用したタイムズのカーシェアは事前に会員登録をし、利用したい日時を予約すれば、あとは車が置かれている駐車場に行くだけです。
近くにある大きな駅だと『三宮駅』があるので、そこから出発するのがいいでしょう。
カーシェアは小さな駅だと遠くまで歩かないと借りれないことが多いのですが、三宮だと駅近ですぐ見つかり便利です。
摩耶山掬星台まで有料ルートと無料ルートが出てきますが、距離の違いは1キロぐらいしかなく、所要時間もほとんど同じだったので、私は迷うことなく無料ルートを選びました。
だいたい1時間弱で着きます。
三ノ宮駅から摩耶山掬星台までのアクセス
三ノ宮駅から摩耶山掬星台までのアクセスは、中央幹線/県道21号を阪急神戸三宮駅から5キロほどまっすぐ進み左折。
少し走った後に桜口町2丁目の交差点を右折。
その後、徳井の交差点を左折して県道95号線をしばらく走ります。
すると、山道に行くトンネルがあるのでそちらに進むと表六甲ドライブウェイに入るルートです。
実はこのルート、運転初心者にはかなりハードルが高いです。
山道なのでカーブは多いと思っていましたが予想以上で、カーブが終わったらまたすぐカーブといった様子でした。
ごつごつした砂利道も多く、細い道ばかりだったので、運転技術に不安があればケーブルカーとロープウェイで行くことをおすすめします。
摩耶山掬星台の駐車場は無料?何時まで?
表六甲ドライブウェイから、丁字ヶ辻を左折し、直進していくと右手側に天上寺前駐車場が見えます。
駐車場から先は車両通行止めになっているので、そこに車を停めます。
駐車場は前払い制500円で24時間営業。
約50台停めることができ、敷地も広いです。
私が行った時は混雑なく停めることができましたが、土日の夕方などは混むこともあるようです。
車を降りて15分ほど道沿いを歩くとトイレがあり、その近くの階段を上がれば掬星台に到着です。
ちなみに、雨の日でも雲さえなければ夜景を見ることはできますが、駐車場から展望スポットまでの足元が悪いので、できれば天気のいい日がいいでしょう。
摩耶山掬星台へケーブルカーとロープウェイで行く場合
摩耶山掬星台へケーブルカーとロープウェイで行く『まやビューライン』までは、複数のアクセス方法があるので、今から説明していきますね。
まず、電車でJR『新神戸駅』か阪急線の『六甲駅』に行きます。
いずれも電車を降りた後、神戸市バスに乗ります。
新神戸駅から向かう場合は18系統、六甲駅から向かう場合は2系統のバス路線を利用します。
降りるバス停は『摩耶ケーブル下』で、バス料金は一律210円。
バスを降りた後に、摩耶ケーブル駅へと向かいケーブルカーに乗ります。
しかし、ケーブルカーに乗ったら到着ではありません。
さらに、摩耶ロープウェイ『虹の駅』まで少し歩いて向かわないといけないので注意しましょう。
このロープウェーに乗れば『星の駅』という場所に着き、登頂。
綺麗な夜景を拝めます。
ケーブルカーとロープウェイのチケットを往復で購入すれば、1560円の料金で行くことができます。
ケーブルカーもロープウェイも、20分ごとに運航しています。
『星の駅』にはカフェもあるので、夜景を見た後、そこでゆっくりするのもいいですね。
しかし、このルートのデメリットは二つあります。
一つは終電を気にする必要があること。
季節や曜日によって、最終が17:40の日があるので時間を確認して行くようにしましょう。 ⇒ 時刻表はコチラ
もう一つは、ロープウェイに乗っている間に夜景が見えてしまうことです。
つまり頂上に着く前にネタバレしてしまうということですね。
これは気にする必要はないかもしれませんが、サプライズ感が薄れるので、人に寄りけりといったところです。
さいごに
摩耶山掬星台へ車で夜景を見行くなら、三ノ宮駅からカーシェアがで行くのがおすすめですが、山道の運転に自信のない方はケーブルカーとロープウェイの方が安心ですね。
ただ、ケーブルカーとロープウェイだと、最終の時間が気になってしまうのがネックですが、季節や曜日によっては最終が21:00の日もあります。
冬だと夜になるまで山頂で待つのは寒いので、暗くなる時間帯を見越して出発するようにしましょう。