リーズナブルで美味しく、栄養たっぷりのもやしは、家計に優しい食材ですよね。
でも、買い置きしていたもやしを数日後に使おうと思ったら…酸っぱい匂いがしていることに気づくことがありますよね？
そんな酸っぱい匂いのもやしを食べると体調不良にならないか心配になります・・・。
酸っぱいけれど、本当に腐っていないのかどうか？
このような疑問を持つ人は多いと思います。
そこで今回は、もやしは酸っぱい匂いや味がしたら腐っているのか？また、簡単に長期保存できる裏技についてお伝えします。
もやしは酸っぱい匂いがしたら腐ってる？
酸っぱい匂い香りがするもやしは、もやしが傷み始めるサインです。
新鮮に見えても、酸っぱい匂いがすると、もやしは傷んでいる可能性があります。
このとき、もやしが水分を多く含んでいたり、白や茶色の液が出ている場合は、捨てた方が良いでしょう。
しかし、購入したばかりでまだ新鮮なもやしの場合は、酸っぱい匂いがしても食べられることがあります。
水でよく洗って酸っぱい匂いがなくなれば、加熱調理をして食べても問題は少ないとされています。
ただし、洗っても香りが残る場合には、食べるのは避けた方が良いです。
一般的には、酸っぱい匂いがする場合は、傷み始めの兆候と認識し、早めに料理するか処分することが大切です。
もやしは安くて大量に売られているため、多く買いがちですが、実は長持ちしない野菜です。
というのも、水分が多く含まれているため、傷みやすいのです。
加えて、暗所で育つもやしは、日光を浴びる葉物野菜と比較して、菌が増えやすいともされています。
「購入したばかりなのにもう酸っぱい匂い？」と思うかもしれませんが、もやしの特性を考えると、もやしが数日で傷み始めることは珍しくありません。
もやしが酸っぱい味だけど食べても大丈夫？
もやしに酸っぱい匂いがある場合、それを１本噛んでみると、もやし自体が少し酸っぱいこともあります。
このような場合は、そのもやしは捨てましょう。
食べると消化器に不調をもたらす恐れがあります。
特に、子供に与える場合は慎重になるべきです。
以前にも触れたように、酸っぱい香りはもやしの傷み始めを示すサインであることが多いです。
消費期限内であっても、「何か酸っぱいかも」と感じたら、食べるのを控えることをおすすめします。
酸っぱい匂いや味のもやしを食べると、個人差やもやしの状態によっては、消化不良のリスクがあります。
小さい子供が食べる場合は、さらに気を付ける必要があります。
消化器がまだ未熟な子供の場合、少しの量でも消化不良を引き起こす可能性があります。
酸っぱい匂いがするものは、残念ですが捨てるほうが、安全を確保する上で安心です。
もやしを長期間保存する裏技
もやしを長期間新鮮に保つには、どのような保存方法が最適でしょうか？
ここではは、もやしを長く新鮮に保つための効果的な方法をご紹介します。
もやしの袋に穴をあけて野菜室以外で冷蔵する
もやしは低温の方が成長スピードが遅くなるので、野菜室ではなく、冷蔵室かチルド室での保管がおすすめです。
その時に、もやしの袋に、爪楊枝で数か所穴をあけてください。
そうすることで、もやしが呼吸でき、普通に保存するよりも2倍近く長持ちすることができます！
ほとんど手間がかからない方法なので、ぜひ試してみてください。
水に漬けて冷蔵する
パックから取り出したもやしを水に漬け、その状態で冷蔵庫に保管します。
この時も、野菜室ではなく冷蔵室です。
この方法では、普通に袋入りのまま冷蔵するよりも2〜3日ほど長持ちすることが期待できます。
また、水に浸したもやしは、1日ごとに水を取り替えることが推奨されます。
清潔な水を使うことで、さらに長期間の保存が可能になります。
そのまま冷凍保管する
袋入りのもやしをそのまま冷凍庫に入れる方法もあります。
この方法の魅力は、その手軽さにあります。
使用する時には、冷蔵庫に移し、ゆっくりと解凍させるのが最適です。
（急いでいる時は、電子レンジで解凍しても大丈夫です。）
茹でてから冷凍する
大量に購入したもやしをなるべく長く保存したい時には、茹でた後に冷凍する方法もあります。
もやしを一度茹でてから冷凍することで、さらに長持ちさせることが可能です。
この方法は、解凍した際に少し水っぽくなるという欠点があります。
そのため、すぐに使用する予定がある場合は、もやしの袋に穴をあけて野菜室以外で冷蔵するのがいいでしょう。
もやしの種類
もやしは、日本をはじめとする世界中の多くの地域で、長い間食材として親しまれてきました。
栽培が手軽で、栄養価が高い一方でカロリーは低いため、健康を気にする人々にとっても魅力的です。
もやしには大きく分けて2つの種類が存在します。
緑豆もやし
これは緑豆から発芽させたもので、日本で一般的に見られるもやしのタイプです。
緑豆もやしは、薄い緑色の皮に覆われた白い茎が特徴で、パリパリした食感が特徴です。
ビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富で、様々な料理と相性が良いです。
もやし菜（大豆もやし）
大豆から発芽させたもので、特徴的な黄色い皮が目印です。
もやし菜は、緑豆もやしと比べて栄養が豊富で、特にビタミンAやビタミンB群、カルシウムがたっぷり含まれています。
その豊かな風味は、サラダや炒め物に最適です。
もやしは種類ごとに異なる特徴や栄養価を持ち、どちらも健康に良い食材としての価値があります。
さまざまな料理に取り入れてみることをおすすめめします。
まとめ
もやしは酸っぱい匂いや味がしたら、なるべく食べない方がいいでしょう。
長期保存する裏技は、もやしの袋につまようじじじじ
ですが、あまり長く日持ちする野菜ではないので、使う直前に購入するのがおすすめです。
【見出し】最終章 酸っぱい香りがするもやしの状態や、それを食べても問題ないかどうかについて詳しくご説明しました。
水で洗って酸っぱい匂いが消えたとしても、完全に消化不良を防げるわけではありません。ここで大切なのは、どの部分にもやしを保管するかという点です。
多くの場合、他の野菜と同じようにもやしも野菜室に入れがちですが、より長期間保存したい場合は、野菜室ではなく、普通の冷蔵スペースを利用するのがベストです。
野菜室は他の場所に比べて温度が少し高めで、もやしの鮮度を維持するには適していないためです。